日本ハム・大田V打!“兄貴”ユニ着てお立ち台「矢野さんの分も頑張りたい」

[ 2018年10月14日 16:46 ]

パ・リーグCSファーストS第2戦   日本ハム4―2ソフトバンク ( 2018年10月14日    ヤフオクD )

<パCSファースト ソ・日2>引退した矢野のユニホームを着てお立ち台に上がる大田(撮影・篠原岳夫)
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 パ・リーグCSファーストステージ第2戦が14日、ヤフオクドームで行われ、レギュラーシーズン3位の日本ハムが2位のソフトバンクに4―2で勝利。1勝1敗としファイナルステージ(S)進出へ逆王手をかけた。8回に大田が殊勲の勝ち越し打を放った。

 2―2の8回。2死から西川が二塁打で出塁すると、大田がフルカウントから左中間を抜ける二塁打を放ち勝ち越した。続く近藤の3連続二塁打で追加点を奪い試合を決めた。

 大田は今季で引退する矢野のユニホームを着てお立ち台に。矢野は巨人時代からの先輩で、ともにトレードで移籍した日本ハムでは「兄弟」のような関係性。大田は「昨日電話してアドバイスをもらった。兄貴分の矢野さんが引退したので、矢野さんの分も頑張りたい」とコメント。

 崖っぷちの一戦での快打に「追い込まれるまでボールに手を出してしまった。何とか食らいついて打ったらいいところに飛んでくれた。勝つことだけを考えて全員準備していた。勝ててよかった」とホッとした表情を見せたが、すぐに顔を引き締め「明日もあるので準備して、一生懸命必死になって頑張りたい」と強い意気込みを語った。

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