早大1年生右腕・西垣がリーグ戦初完投初完封

[ 2018年10月2日 13:20 ]

東京六大学秋季リーグ戦第4週2回戦   早大5―0東大 ( 2018年10月2日    神宮 )

<東大・早大>力投する早大先発・西垣(撮影・村上 大輔)
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 早大の西垣雅矢投手(1年=報徳学園)が東大を2安打無四球完封の好投で退け、勝ち点2とした。

 「高校時代から数えても完封なんて滅多にない。よかった。コースを突いて粘り強く投げられた」と笑顔。武器のフォークも「カウント球、決め球両方で使えた」と手応えを口にした。

 先輩でエースの小島和哉投手(4年=浦和学院)や今秋ドラフト1位候補の日体大・松本航投手(4年=明石商)をお手本にしたというフォームがはまった。特に松本は同じ兵庫県朝来市山東町の出身。中学も同じで「連絡先は知っていて、少しお話したことはあるくらい」と頻繁な交流はないものの「こんな小さい町から1位候補の選手が出るなんてすごい」と尊敬のまなざしを送る。そんな松本の動画や小島の投げ方を参考にして工夫。「足を上げてから一度三塁へ視線を向けて、間を取れたのが良かった」と振り返った。

 優勝へ1敗もできない状況の中で堂々の完封。「4年生は最後のシーズン。気持ちを背負い、自覚を持ってやりたい」と力を込めた。

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2018年10月2日のニュース