広島・九里 虎狩り締めだ!CSへ弾みつける快投誓った

[ 2018年10月2日 05:30 ]

グラウンドから引き揚げる際に忘れ物に気づき「セーフ」のポーズをとる九里
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 3日の阪神戦に先発予定の広島・九里はクライマックスシリーズへ弾みをつける虎狩りを期した。前回9月26日のヤクルト戦では並大抵ではない重圧をはねのけて8回無失点の快投を披露し、27年ぶりの地元胴上げに貢献。順当にいけばCSファイナルステージで先発を任されることが濃厚で、レギュラーシーズン最終登板でも隙のない投球を誓った。

 「前日はいろんな感情が混じっていた。でも、(大瀬良)大地が声をかけたりしてくれて、当日はいつも通り、リラックスした状態で入ることができた。次もテーマを変えずに一つ一つの目の前のアウトを取れるようにしたい」

 過去のCSではいずれも中継ぎで16年に1試合、17年に2試合登板して計3回1失点(自責0)。今季は5月から先発ローテーションを守っただけに短期決戦でも、こだわりを持つ先発を任される可能性は高い。「どうなるかは分からないので、行けと言われたところで行くだけ」と個人的な希望は胸の内にしまい、目の前のマウンドに集中した。

 1日はマツダスタジアムでの投手指名練習に参加して調整。まずは念願の先発ローテ入りを果たした今季を好投で締めくくっておきたい。(河合 洋介)

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2018年10月2日のニュース