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虎スカウト最終日におかわり視察 大阪桐蔭ドラ1候補・根尾 V弾32号&150キロ連発

福井国体・高校野球(硬式の部)   大阪桐蔭2―0下関国際 ( 2018年10月1日    福井県営 )

<大阪桐蔭・下関国際>2回、2ランを放つ大阪桐蔭・根尾
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 福井国体の高校野球硬式の部が1日に開幕し、今夏の甲子園大会で史上初となる2度目の春夏連覇を成し遂げた大阪桐蔭(大阪)は1回戦で下関国際(山口)を破り、準々決勝へ駒を進めた。今秋ドラフト1位候補の二刀流・根尾昂内野手(3年)は「5番・投手」で先発。阪神、中日が視察する前で自己最速タイの150キロを叩き出して5回を無失点に封じ、2回に中堅左へ特大の決勝弾を放った。

 快音を残した打球は美しく、大きな弧を描いた。2回無死一塁で迎えた第1打席。根尾は137キロの真ん中高め直球を思いきり振り抜いた。中堅左の芝生席中段まで放り込んだ特大の決勝弾は、推定135メートルの高校通算32号だ。右翼から左翼へ強い風が吹きつける中、完璧な一撃を放っても背番号6の自己採点は厳しかった。

 「50点もいってないですね」

 ベストピッチに近かった下関国際の鶴田から奪ったのは、結局この2点だけ。だからこそ、西谷浩一監督は根尾の一撃を称えた。「風も強かったので、左打者の本塁打はないかなと思っていました。逆方向へ、根尾らしい本塁打でした。しっかり左手で叩けていました」とうなずいた。

 高校生活最後の大会。初戦の先発マウンドを託されたのも根尾だった。「初対戦のチームなので、腕を振ろうと思いました」。初回の8球目に自己最速タイの150キロを計測。4回にも150キロを叩き出すなど、力のある直球にブレーキの利いたスライダーで相手打線を手玉に取った。被安打3の3奪三振、無失点。圧巻の内容でエース右腕の柿木にバトンをつないだ。

 昨秋の新チーム結成から春夏の甲子園大会、秋・春・夏の大阪大会、秋と春の近畿大会を制して既に7冠。台風の影響で日程変更があった今大会では次の済美との準々決勝に勝てば「1位」となり、“8冠”に王手をかけた形だ。「このチームでやる最後の大会。必ず優勝したい」。高校野球生活をビシッと締めくくるべく、有終の美へ力を込めた。

 ネット裏では阪神の畑山俊二チーフアマスカウト、中日の中田宗男アマスカウトディレクターらが視察。既に評価が固まっている段階で国体まで熱視線を送るのは極めて異例だ。今秋ドラフト1位候補に挙げる両球団とも最終日の3日まで視察する予定だろいう。

 特に阪神は補強ポイントの一つが次代の担い手となる高校生内野手だ。即戦力投手の候補として挙がる東洋大・甲斐野、日体大・松本らとともにリストアップし、25日のドラフト会議までに現場、フロントの意見をすり合わせながら最終的な1位指名を決定する方針だ。今秋の目玉から最後まで目が離せなくなってきた。(吉仲 博幸)

[ 2018年10月2日 05:23 ]

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