ヤクルト・高橋奎二 圧巻8Kプロ初勝利「うれしいです」筒香を3打席連続三振斬り

[ 2018年10月2日 21:44 ]

セ・リーグ   神宮 ( 2018年2月2日    ヤクルト3―2DeNA )

<ヤ・D>プロ初勝利の高橋(左)が荒木からウイニングボールをもらう  (撮影・大塚 徹) 
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 ヤクルトの3年目左腕・高橋奎二投手(21)が2日のDeNA戦(神宮)で待望のプロ初勝利を挙げ、チームに今季の2位確定をもたらした。

 初回、プレーボールから2球目を大和に当て死球出塁を許す不安な立ち上がり。続く宮崎には中前打されていきなり無死一、三塁のピンチを迎えた。だが、ソト、筒香、ロペスの強力クリーンアップを3者連続三振に仕留めて無失点で切り抜けると、3回の1死二、三塁、5回の2死一塁と筒香を3打席連続三振に斬って取るなど圧巻の投球を見せ、結局5回で85球を投げて8三振を奪い、3安打1失点の好投だった。

 初回の先制2ランなど2発を放った打のヒーロー、バレンティンと並んで上がったお立ち台で「ありがとうございま〜す!うれしいで〜す!」と登板3戦目での初勝利に破顔一笑の背番号47。「きょうで1軍3試合目っていうことで、もう勝気にいって投げにいってたんで、勝てることができて良かったです」とし、「(DeNA打線は)みんな強打者なんで、1人ずつ、1人ずつと思いながらしっかり投げることができました。その結果が1失点ということになったんで良かったと思います」と一気にまくしたてた。

 龍谷大平安高から2015年ドラフト3位入団して3年目で手にした初勝利。ユニホームのポケットにしまっていたウイニングボールを手こずりながら何とか取り出すと「うれしいです」とこの日最高の笑みを浮かべた。

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2018年10月2日のニュース