阪神 西岡に戦力外通告 インスタに長文メッセージ「来年もプロ野球選手として」

[ 2018年10月2日 13:24 ]

<広・神>円陣を組んだ後、ベンチに戻る西岡(中央) (撮影・奥 調)
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 阪神は2日、西岡剛内野手(34)に来季の契約を結ばないことを伝えたと発表した。

 西岡は12年オフに阪神に入団し、今年で移籍6年目。今季はここまで23試合に出場し、38打数5安打の打率・132、0本塁打、1打点の成績に留まっていた。

 西岡はこの日、自身のインスタグラムで「阪神タイガースファン、関係者の皆様へ」と題した長文のメッセージを発表。「今シーズンをもちまして阪神タイガースのユニフォームを脱ぐことになりました。カッコつけた言い方をしましたが、10月1日に戦力外通告を受けました」と明かし、「来年もプロ野球選手として甲子園の土を踏める事を一つの目標として頑張ります!」と現役続行に意欲を示している。

 「5月から9月までは2軍で過ごした」という今季。「引退」の文字も浮かんだというが、それでも「2軍を優勝させること」と「人の支え」をモチベーションとして続けてきたという。矢野2軍監督、筒井コーチへの感謝の言葉や、16年にアキレス腱断裂の際に「入院してると知れば1番にお見舞いに来てくださった」という掛布雅之氏、「阪神入団して1年目凄く必要とし期待よせて下さった」という和田前監督に向け、お礼の言葉をつづった。

 また、金本監督に対しては「何度も大きい怪我をしても再三チャンスを下さった金本監督!期待に応えることができずすいませんでした!」と謝意も示した。

 最後は阪神ファンに「6年間ありがとうございました!ほんとに怪我の連続で申し訳ありませんでした」とメッセージ。「怪我から復帰すると鳥肌が立つくらいの歓声は感動でした。僕の中の阪神タイガースファンは凄く温かく、優しかったです。こんなファンがいるチームを優勝できたらほんまに最高やろな!って本気で考えていましたが、叶えれず僕自身もめちゃくちゃ悔しいです。ほんとうに熱い声援ありがとうございました!」と呼びかけた。

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