ヤクルト・小川 巨人戦8連勝は「たまたまだと思います」7回8K1失点も謙虚

[ 2018年10月1日 21:34 ]

セ・リーグ   ヤクルト8―5巨人 ( 2018年10月1日    神宮 )

<ヤ・巨>お立ち台で笑顔を小川
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 ヤクルトの小川泰弘投手(28)が1日、神宮球場で行われた巨人戦に先発登板。7回6安打1失点と好投して今季8勝目(5敗)を挙げ、2016年4月30日から続く自身の巨人戦連勝記録を「8」に伸ばした。ヤクルト投手の巨人戦8連勝は、国鉄時代の1957年から58年に金田正一が記録して以来60年ぶり。

 小川は初回から2回にかけて3番・マギー、4番・岡本、5番・阿部、6番・長野を4者連続三振に仕留めるなど三振の山を築き、結局、8奪三振。失点は7点リードの7回、阿部に打たれたソロ本塁打による1点だけだった。

 小川の力投もあって8―5で勝利。チームの3年ぶり5度目となるクライマックスシリーズ(CS)進出も決まり「うれしいですね。本当に大事な試合だったので、自分の役割を果たすことができてうれしかったです」と笑みを浮かべ「先制点だけは与えないように粘って投げていこうって思っていましたし、先制点を取っていただいてリズム良く投げることができました」と114球の力投を振り返った。

 巨人戦の8連勝については「たまたまだと思います」とこれまで通り謙虚な姿勢を崩さなかった背番号29。「本当に勇気づけられる一発でしたし、自分もリズムに乗っていけたので本当に感謝してます」と大引の2打席連発に感謝していた。

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2018年10月1日のニュース