うれし恥ずかし…ヤク大引 34歳で初体験2発「自分が一番びっくり」

[ 2018年10月1日 21:51 ]

セ・リーグ   ヤクルト8―5巨人 ( 2018年10月1日    神宮 )

<ヤ・巨>お立ち台で笑顔を見せる小川 と大引(右) (撮影・ 久冨木 修)
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 ヤクルトの大引啓次内野手(34)が1日の巨人戦(神宮)で自身初の2打席連続本塁打を放つなど3安打3打点と大活躍。チームの3年ぶり5度目となるクライマックスシリーズ(CS)進出を決めた。

 「6番・三塁」で先発出場した大引は2回の第1打席で左越えに先制の3号2ランを放つと、2―0で迎えた4回の第2打席では再び左翼席へ2打席連続の4号ソロ。ともに巨人先発の左腕・吉川光から、1本目は1ストライクから2球目の内角スライダー、2本目は2ボール1ストライクから4球目の内角高め直球を叩き込んだ。

 スタンドからどよめきも起きる2打席連発に「自分が一番びっくりしてます、はい」と苦笑い。「前半戦まったく活躍できてなかったですし、終盤になればクライマックスがかかった試合が続きますから。そういった中で打てたっていうのは大きいかなと思います」。4点差に詰められた8回には先頭打者として5番手・野上の代わりバナをとらえて右前に安打を放ち、代打・川端の適時打でチーム8点目となる貴重なホームを踏むなど最後までスタンドを沸かせた。

 この日のCS進出決定に続き、2日のDeNA戦に勝つか引き分ければ2位も決まってCSファーストステージの神宮開催が決まる。「必ずこの地でクライマックスシリーズを戦えるよう頑張ります!」。神宮に威勢のいい声が響いた。

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