西武・多和田 単独最多勝へ前進16勝 打球直撃も執念126球、雄星に2差

[ 2018年10月1日 21:07 ]

パ・リーグ   西武2―1日本ハム ( 2018年10月1日    札幌D )

<日・西>低い位置まで沈み込む独特のフォームで力投する多和田(撮影・木村 揚輔)
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 西武の多和田真三郎投手(25)が打球直撃のアクシデントを乗り越え、8回を8安打1失点の粘投で最多勝の初タイトルをほぼ確実にする16勝目(5敗)を挙げた。残り4試合。14勝の同僚・菊池との差を2に広げ、単独での獲得にも大きく前進した。

 打線の援護を待ち続けた。4回に中田の適時打を許したものの、粘りの投球が続く。7回には横尾の痛烈な打球が左すねを直撃したものの続投。すると8回、山川が47号ソロを放ち同点。9回には秋山の決勝ソロが飛び出し、126球の熱投が報われた。

 球団右腕での16勝は09年涌井(現ロッテ)以来9年ぶり。右のエース誕生といえそうだ。

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2018年10月1日のニュース