西武・秋山 超美守!背走キャッチ「ハムのファンの人からも“おめでとう”と」

[ 2018年10月1日 05:30 ]

パ・リーグ   西武1―4日本ハム ( 2018年9月30日    札幌D )

<日・西>3回1死二塁、西川の打球を好捕する秋山(撮影・木村 揚輔)
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 天才打者の本能だ。9回2死一塁、西武・秋山が初球を打ち上げて遊飛。優勝が決まったのは知っていたが、バットを担いで苦笑いでベンチに帰ってきた。

 「(8回に)守っている時に日本ハムのファンの人からも“おめでとう”と言われました。良かったです」

 守りで存在感を見せた。3回1死二塁。西川の中堅後方への打球に背走しての好捕を見せた。プロ8年目の今季。「先頭で引っ張るつもりができていない。必死で後ろから食らいついている状況だった」という。5月に発熱など体調を崩し全体練習を休んだ。さらに8月24日からの2位・ソフトバンクとの3連戦中にも39度の熱が出た。敵地・福岡で人知れず病院を訪れて治療を受け、平然とグラウンドに立った。この日でフルイニング出場は591試合連続。先頭に立って勝利へ導く秋山は、獅子おどし打線には絶対に欠かせない存在だった。

 「勝っている試合だったら9回に守っている時に思い返す時間もあったんですけどね。次はちゃんと勝って日本一になるぞと思った」。らしく、早くも次の目標をとらえた。

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2018年10月1日のニュース