雄星 今オフメジャー8球団争奪戦も “2桁勝利&リーグ優勝”で移籍条件クリア

[ 2018年10月1日 05:30 ]

パ・リーグ   西武1―4日本ハム ( 2018年9月30日    札幌D )

<日・西>ファンに手を振る菊池
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 ポスティングシステムでのメジャー移籍を熱望している西武・菊池雄星投手(27)の獲得に少なくとも8球団が興味を示していることが30日、分かった。

 ヤンキース、レッドソックス、ドジャース、ブルワーズ、フィリーズ、ジャイアンツ、パドレス、レンジャーズで、いずれも菊池の登板試合にスカウトを派遣。菊池は「98マイル(約158キロ)の速球とスライダーが武器の左腕」として、メジャーの先発ローテーションでも「3番手くらいの位置付け」と評価されている。

 今季は3年連続の2桁となる14勝(4敗)をマークし、リーグ優勝に貢献した。メジャーは花巻東時代から憧れていた舞台で、15年オフに初めて契約更改の席上でその思いを球団に伝えた。「2桁勝利をマークしてのリーグ優勝」がメジャー移籍へのノルマとも言われており、エースの責任は十分に果たした。

 「9年間いろんなことがあったが、今日が一番うれしい日になった。強力打線に助けてもらいながら、一年間戦ってこられた」と喜びをかみしめた菊池。球団が今オフのポスティング移籍を容認すれば、争奪戦に発展するのは間違いない。

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2018年10月1日のニュース