巨人 長野3日間で2度目劇打!単独3位 村田氏に続き杉内先輩の前で「良かった」

[ 2018年10月1日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人5―4広島 ( 2018年9月30日    東京D )

<巨・広>9回、中崎からサヨナラ打を放つ巨人・長野 (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人は30日、広島に逆転サヨナラ勝ちし、並んでいたDeNAを抜いて単独3位に浮上した。1点を追う9回に岡本和真内野手(22)が同点打を放ち、1死満塁から長野久義外野手(33)が中前に決勝打を放った。長野はサヨナラ弾を放った28日のDeNA戦に続く劇打。本拠地最終戦を白星で飾り、2年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)進出に向け、残り3試合を勝ち続ける。

 優勝を知っている男の底力だろう。12年から14年のリーグ3連覇を支えた長野が、今季3連覇を果たした広島に一矢報いた。

 「とりあえず良かったです。食らいついていきました」。3―4の9回に岡本の同点打で追いつき、なお1死満塁。マウンドの中崎に視線をやり「ゲッツーだけは最悪だな」と脳裏をよぎった。フルカウントからスライダーを中前に運び、試合を決めた。自身6度目のサヨナラ打。ベンチを飛び出したナインが追いつけないほど逃げ回って喜んだ。

 野球を始めたのは小学1年時。風邪をひきやすかった体を鍛えるために、小学6年まで水泳にも通っていた。「体が小さかったので練習はついていけないこともあった」と精神面も鍛えられた。痛いかゆいを言わない男が、今季は8月下旬に背筋痛で出場選手登録抹消。周囲のストップを押し切って強行復帰し、出場を続けている。

 杉内の引退セレモニーが行われた日の勝利に「良かったです」と喜んだ。サヨナラ弾を放った28日DeNA戦では、日大の先輩でもある村田修一氏が来場していた。この日は本拠地最終戦。試合後のセレモニーでナインとグラウンドに出た高橋監督が、今季の成績を振り返り「悔しい気持ちでいっぱいです。本当に申し訳ありません」と頭を下げる姿を見つめた。3人とも3連覇を支えた男たちだ。

 負ければ4位に転落する一戦で、並んでいたDeNAを抜いて単独3位に浮上。残り3試合。「勝つしかないので、切り替えて頑張ります」と言った。

 26日の全体練習後、坂本勇が報道陣から「ジャイアンツの強さ」を問われているところに通りかかった長野。「サンフランシスコ・ジャイアンツですか?」とちゃめっ気たっぷりに横やりの逆質問をした。強い巨人を知る男は、やはり土壇場で強い。(神田 佑)

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