西武 異例のVっ飛びCS合宿 最終戦10・6ソフトB戦後に福岡から宮崎直行へ

[ 2018年9月24日 06:30 ]

08年、日本一に輝いた西武
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 ノンストップで、CS合宿突入だ。優勝マジック7としている首位の西武はリーグ優勝した場合、レギュラーシーズン最終戦となる10月6日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)後、すぐにCS合宿に入る方針を決めた。帰京せずに福岡から直接、宮崎・南郷入りする異例の日程となる。

 辻監督は「そのまますぐに宮崎に行って一緒に生活すれば、またグッと一体感も出る」と狙いを説明。「選手にも聞いたら“その方がいい”って」とすでにナインの賛同を得ていることも明かした。

 現状、レギュラーシーズン終了後、CSファイナルS初戦まで10日間も日程が空くことになる。多くのチームは最終戦後、休養日を設けてからCSに向けて合宿や練習を再開する。だが、指揮官は最終戦後の移動の負担軽減と、リーグ優勝チームが最も苦しむ実戦感覚の維持への最善策を熟慮。10月8日から宮崎県内で始まるフェニックス・リーグをフル活用するため約1週間程度、南郷に滞在して合宿を行う。前回リーグ優勝した08年もキャンプ地でもある南郷でCS直前合宿を行い、日本一に輝いている。

 24日の楽天戦に向け、チームは仙台入り。8連勝中で貯金も今季最多の30と勢いは止まらない。「選手は優勝したいという思いが強い」と辻監督。今季最多の9連勝でマジックもノンストップで減らす。(春川 英樹)

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