平野所属のDバックス 零敗でプレーオフ進出が完全消滅…9月に急失速

[ 2018年9月24日 17:08 ]

プレーオフ進出の可能性が消え、ガックリするダイヤモンドバックスのベンチ(AP)
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 ダイヤモンドバックスのプレーオフ進出の可能性が23日(日本時間24日)消えた。ロッキーズ戦中に、ナ・リーグ西地区首位のドジャースと、ナ・リーグワイルドカード2つ目の枠を争うカージナルスがそろって勝ったため。その後、ロッキーズに0―2と零敗を喫した。

 先発のゴッドリーは3回にアレナドに適時二塁打、5回にパーラに適時打を許したが、5回2失点と試合はつくった。昨日に続き、打線がロッキーズ投手陣を攻略できなかった。

 トーリ・ロブロ監督は「アリゾナのファンに言いたいのは、できることは全てやったということ。より良い結果を出すために可能な限り一生懸命プレーしたこと。だが、結果が出なかった」と語った。

 その上で、8月30日から9月2日のドジャースとの4連戦で、3試合連続終盤に逆転負けを喫したことについて「あれで変わってしまったのかもしれない。あのショックから最後まで立ち直れなかった」と振り返った。

 今季は125日間も首位の座にいながら、この15試合で12敗。地区首位で9月を迎え、今月は5勝16敗と失速した。6試合を残して終戦。それだけにショックは大きかった。

 また、日本投手のシーズン最多登板記録更新(74試合)が懸かる平野佳寿投手の出番はなかった。(フェニックス・奥田秀樹通信員)

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2018年9月24日のニュース