広島敗れ3連覇お預け、雨中の本拠でファン待機も…2位ヤクルト勝ちM1のまま

[ 2018年9月24日 17:40 ]

セ・リーグ   広島5―7DeNA ( 2018年9月24日    マツダ )

<広・D>試合終了後もバックスクリーンのビジョンでナゴヤドームの中日―ヤクルト戦の行方を見守る広島ファン(撮影・大森 寛明)
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 優勝マジックナンバー「1」と王手を懸けた広島が24日、DeNAと対戦。5―7で敗れた。マジック対象の2位ヤクルトが6―1で中日に勝ったため、球団史上初のリーグ3連覇は明日25日以降に持ち越しとなった。

 打線は2回に野間が左安打で出塁。石原が中越え二塁打を放ち野間が一気に生還し先制。2死から田中が中安打で2点目を奪った。

 先発はここまで10勝4敗のジョンソン。2回に2点の援護をもらったが、直後の3回に宮崎の適時打、ソトの3ランを浴び4失点。逆転を許した。6回にも1点を失い、この回で降板。6回4安打5失点だった。7回マウンドに上がった2番手アドゥワもソトに2ランを被弾。点差が広がった。

 4点差で迎えた終盤も打線は勝利を諦めず、7回には丸が37号2ランを放ったが反撃はここまでだった。

 過去最多の3万2950人が詰めかけたマツダスタジアム。試合終了後もナゴヤドームの中日―ヤクルト戦の結果次第で優勝が決まるため、広島ファンは雨の中待ち続けた。バックスクリーンの大型ビジョンでは中日―ヤクルト戦が生中継され、中日のチャンスでは歓声が沸き起こる場面もあったが、2位ヤクルトが勝利した。

 優勝は明日25日以降にお預けとなったが、本拠地での連戦は4試合残っている。1991年以来27年ぶりとなる本拠地胴上げへ、目標は変わらない。

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