西武・浅村30号!球団初の日本人打者3割30本100打点“条件クリア”

[ 2018年9月24日 15:31 ]

パ・リーグ   西武―楽天 ( 2018年9月24日    楽天生命パーク )

<楽・西>4回無死、同点右越えソロ本塁打を放つ浅村(撮影・尾崎 有希)
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 球団初の日本人打者、3割30本100打点をぐいっと引き寄せた。西武・浅村栄斗内野手(27)が24日、楽天戦(楽天生命パーク)の4回、先頭で同点の右越え30号ソロを放った。これで自身初の30本塁打をクリア。この時点で打率・316、119打点となった。

 「打ったのは真っ直ぐです。エラーをしたので取り返せてよかった」。直前の3回の守り。1死二塁から島内の正面のゴロを、トンネルした。記録は失策で先制点を献上。それだけに大台に乗った同点弾はミスを帳消しにする1発となった。主将の1発から山川が左越え44号ソロ、栗山が右中間へ8号ソロと3者連発で一気に逆転。2回無死一塁から二ゴロ併殺打だった栗山も「第一打席のゲッツーの分を取り返しました」と浅村同様、雪辱の一打と振り返った。

 ちなみに3割、30本、100打点をマークしたのは、パ・リーグでは08年のオリックス・カブレラが最後となっている。達成すれば西武では06年のカブレラ以来12年ぶり。日本人打者では球団初になる。

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