引退会見から6連敗も…新井さん 表明後初タイムリー「食らいついて」

[ 2018年9月12日 05:30 ]

セ・リーグ   広島4―5DeNA ( 2018年9月11日    マツダ )

<広・D>8回2死一、二塁、右前適時打を放ち、手を叩いて喜ぶ新井。左はロペス(撮影・北條 貴史)
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 広島・新井が代打で右前適時打。3―5の8回2死一、二塁で三上の150キロ速球をはじき返した。1点差に詰め寄ったが、1点及ばず連覇中は一度もなかった6連敗となった。

 「追い込まれていたので食らいついていこうと思った。何とかしたかった。いつもですけど、声援をいただいてありがたい。うまくコンタクトできたと思う」

 今季限りでの現役引退を表明後、初の適時打で、マツダスタジアムでの初安打。5日の引退会見で「25番のユニホームを着て応援してくれている方もたくさんおられる中で、悲しませるようになってしまうのが申し訳ない」と話していた。レギュラーシーズンの本拠地での残り試合は16。カウントダウンに入り、ファンを一度でも多く沸かせようと、衰えぬ勝負強さで感謝をバットに込め続ける。

 優勝へのマジックナンバーは「9」のまま。足踏みが続く中、緒方監督は「今日は勝ちという結果にはつながらなかったけど、内容は悪くない試合をした。打線も粘り強く攻撃してくれた」と悲観しなかった。

 引退表明後から始まった6連敗。3連覇はほぼ確実だが、この皮肉な状況にもっとも苦しんでいる新井自身が鼓舞しつづけていく。(河合 洋介)

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