ライアン小川 吠えた!Gキラー7連勝 川崎憲次郎以来球団19年ぶり

[ 2018年9月12日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト4―1巨人 ( 2018年9月11日    東京D )

<巨・ヤ>7勝目を挙げ、石山(左から2人目)からウイニングボールを受け取る小川(撮影・大塚 徹)
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 クールな右腕が吠えた。4―1の8回2死一、二塁。ヤクルト・小川が最後の気力を振り絞った。129球目。145キロ直球で代打・阿部から空振り三振を奪った。

 「絶対に出し切らないといけないところ。腕を振って三振を取れてよかった」

 4回に田中俊の先制弾を許したが、力強い直球とカットボール、チェンジアップを駆使しアウトを積み重ねた。3位・巨人との3連戦初戦。ミーティングでは「一球で試合が決まる。短期決戦のつもりでいこう」とナイン同士で声を出し合った。一球一球を積み重ねた小川も「先を見ずに投げた結果がこうなった」と8回6安打1失点に胸を張った。

 今季7勝目を挙げ、巨人戦は16年から7連勝。「たまたまじゃないですか。あまり意識していない」と言うが、98〜99年の川崎憲次郎に19年ぶりに並ぶ快挙だ。小、中学時代は巨人ファン。松井秀喜の下敷きを使い、高橋由伸、上原浩治らのプレーに酔いしれた。「スーパースターだらけだった」と回想するが、今はライバル球団のエースとして立ちはだかっている。

 2位死守へ、負けられない戦いは続く。「これから一戦一戦大事になる」と小川。巨人、阪神と続く連戦の初戦をものにして勝率5割復帰。チームを勢いづかせる熱投だった。 (町田 利衣)

 ▼ヤクルト・バレンティン(6回に適時二塁打で対メルセデスの19イニング目にしてチーム初得点)いい投球をされていたが、アジャストできた。

 ≪球団記録はカネやん「10」最多は権藤「11」≫小川(ヤ)が今季7勝目、16年4月30日から続く巨人戦連勝を7に伸ばした。ヤクルトで巨人戦に7連勝するのは98〜99年の川崎憲次郎以来。球団記録は57〜58年に金田正一がマークした10連勝。他球団では権藤博(中)が62〜63年に11連勝しているが、小川はどこまで近づくことができるか。

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