阪神 力負け…今季ワースト14K 金本監督「速い球をとらえきれない」

[ 2017年6月10日 05:30 ]

日本生命セ・パ交流戦   阪神0―3ソフトバンク ( 2017年6月9日    ヤフオクドーム )

<ソ・神>9回、福留(手前)が4打席連続三振に倒れ、静まり返る阪神ベンチ
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 力負けだった。剛腕ぞろいのソフトバンク投手陣の前に、阪神打線が沈黙。今季ワーストの14三振を喫し今季3度目の零敗。敗戦後の金本監督の言葉も、心なしか力がなかった。

 「去年から言っているけど、速い球をとらえきれない。それが一番じゃないですか」

 力勝負で屈しては、ベンチも打つ手がなかった。相手先発・バンデンハークには要所を締められた。まずは初回。先頭・糸井の中前打と二盗で無死二塁の好機をつくりだしたが、後続がストライクゾーンに入ってきた150キロ超の直球をとらえきれない。効果的に織り交ぜてくるナックルカーブにも手を焼いた。上本、高山、福留が3者連続三振で、勢いを寸断された。

 3点ビハインドの6回には、引導も渡された。疲れが見え始めた相手右腕を攻め、無死二、三塁。しかし、勝負どころでクリーンアップが精彩を欠いた。高山が浅い左飛、福留が見逃し三振、原口が一飛…。この拙攻がこの日の敗戦を決定付けたと言えた。片岡打撃コーチも指揮官と同じように「(バンデンハークは)変化球が多かったでしょう。真っすぐをしっかりとらえきれないから変化球が効いてくる。やっぱり真っすぐを一発で仕留めないといけなかった」と速球に対する“力負け”を敗因に挙げた。

 7回以降も森、岩崎、サファテと150キロ超の剛球を投じる救援陣の前に無得点。敗戦後、4打数無安打の高山、04年6月9日の巨人戦以来の1試合4三振を喫した福留は敗戦の責任を背負い無言を貫いた。同じく4打数無安打の原口は「(6回は)一番、振ってはいけない高さの球に手を出してしまった」と反省の弁を絞り出した。

 15年秋の発足からチーム全体のパワーアップをはかり、本格派投手に力負けしない打線の構築を目指している金本阪神。その成果は、こんなものじゃないはずだ。(惟任 貴信)

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