西岡 324日ぶり甲子園で躍動!2軍実戦復帰後初タイムリー

[ 2017年6月10日 05:55 ]

ウエスタン・リーグ   阪神10―1ソフトバンク ( 2017年6月9日    甲子園 )

<神・ソ>3回2死満塁、中前に2点打を放つ西岡
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 左アキレス腱断裂からの復帰を目指す阪神・西岡が9日、ウエスタン・リーグのソフトバンク戦に「1番・DH」で出場し、5月30日の同戦で実戦復帰して以降、初となる適時打を放ち初打点をマークした。

 甲子園での実戦は悪夢の大けがを負った昨年7月20日巨人戦以来、324日ぶり。「特別(思いは)なかった」と強調したが、名前をコールされるとスタンドからは拍手が起こった。

 「(初適時打は)どうでもいいけど、集中して打席に入れた」

 2打席凡退で迎えた3回。2死満塁から右腕・小沢の外角直球を中堅右へ弾き返す2点タイムリーに、掛布2軍監督も「雰囲気が出てきた。あの場面で打つのが1軍選手」と評価した。

 11日の同戦では遊撃で初めて守備にも就く予定で、指揮官は「守備もやってフルで出ないと1軍は見えてこない。(フル出場は)19日以降」と説明した。試合間隔が空くこともあり、早ければ23日の同広島戦でフル出場する見込み。完全復活へ着実に歩を進めていく。(久林 幸平)

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2017年6月10日のニュース