9連敗のヤクルト 自力V消滅 真中監督「自力もへったくれもない」

[ 2017年6月10日 05:30 ]

日本生命セ・パ交流戦   ヤクルト1―6ロッテ ( 2017年6月9日    ZOZOマリン )

<ロ・ヤ>悔しさをにじませて引き揚げる山田(中央)と雄平(右)
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 ヤクルトの自力Vが57試合目で消滅した。15年5月以来の引き分けを挟んで9連敗。失策も絡んで初回にいきなり4失点を喫し、真中監督は「これだけ負けたら、自力もへったくれもない」と言葉に力を込めた。

 唯一の得点がチーム状況を表す。4回2死二塁から雄平が中前打。これが4日の西武戦の9回以来、35イニングぶりの適時打だ。交流戦チーム打率・218は、12球団ワースト。負傷の川端、畠山に加え、8日にはバレンティンも消えた。この日は昇格したばかりの広岡を「9番・遊撃」で先発起用。打撃不振の山田も、初回の守備で相手のスパイクが左手を直撃して流血しながら試合に出続けた。だが、勝利には結びつかなかった。巨人は連敗を13で止めた。今度はヤクルトの連敗ストップ日に注目は移る。(川手 達矢)

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