DeNA宮崎 9回逆転V弾 “筒香の後ろ”5番定着

[ 2017年6月10日 05:30 ]

日本生命セ・パ交流戦   DeNA4―3西武 ( 2017年6月9日    メットライフドーム )

<西・D>9回無死一塁、左中間に2ランを放ったDeNA・宮崎はナインに迎えられる
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 執念を体現する一振りだった。ミス絡みで逆転され、迎えた1点ビハインドの9回。西武の守護神・増田から筒香が8球粘って四球で歩く。続くDeNA・宮崎も食らいつき9球目の151キロを捉えた。起死回生の決勝逆転4号2ランは、持ち味である右方向ではなく左中間席中段で大きく跳ねた。

 「後ろにつなげたいと思ってた。たまたまですが、(感触は)何とか入ってくれると思いました」。昨季チームに足りなかったピースを埋める男だ。筒香の後ろ。球界最強4番を擁するからこそ、そこが大事になる。

 昨季はロペスの73試合を最多に11人が5番に入ったが、今季は宮崎が先発42試合中、2度の3番以外全て5番だ。この日は6回にも内野安打を放ち、2安打で打率・325まで上げた。前のロペス、筒香が勝負を避けられるケースは減り「三振も少ないし、そこを固定できたのが大きい。チームの生産性が増した」とラミレス監督。宮崎自身は「ただゴウ(筒香)の後ろを打っているだけ。今日もゴウの四球に尽きるし、そのおかげ」と涼しく話すが、交流戦5勝5敗の勝率5割に戻した。

 4月の左脇腹痛での離脱が響き規定打席に2つ足りないが、10日にも到達し、一気に打率リーグトップに立つ可能性もある。「あまり意識はしていない。一日一日の積み重ね」。殊勲の5番は素振り用のバットを抱えながら球場を後にした。 (後藤 茂樹)

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