栗山監督 日本一宣言「4年前の忘れ物、みんなで取りにいく」

[ 2016年10月1日 05:30 ]

<日・ロ>試合後、栗山監督らが優勝ペナントを手にし、グラウンドを一周する

パ・リーグ 日本ハム3-1ロッテ

(9月30日 札幌D)
 4年ぶりのリーグ制覇を果たした日本ハムは30日、凱旋試合となったレギュラーシーズン最終戦でロッテを下し、球団史上最多となる87勝目を挙げた。大谷翔平投手(22)は疲労を考慮されて欠場したが、3年目の渡辺諒内野手(21)がプロ初本塁打を放つなど、フレッシュな戦力が活躍。栗山英樹監督(55)は試合後のセレモニーでファンに10年ぶりの日本一を約束した。

 レギュラーシーズン最終戦を快勝で締めくくり、歓喜に沸く札幌ドーム。試合後のセレモニーで、栗山監督は4万1138人の前で高らかに宣言した。「4年前の忘れ物、みんなで取りにいきます。必ず日本一になります」。就任1年目の前回12年は日本シリーズで巨人に敗れた。その悔しさは忘れてはいない。

 この日は大谷が欠場し、田中賢ら主力野手も序盤で退く中、チャンスを得た若手が輝きを放った。2―0の2回。途中出場の先頭・渡辺がチェンの外角139キロを右翼席に叩き込んだ。3年目の21歳はプロ初本塁打に「ちょっとこすったけど、しっかり振り切って飛んでくれて良かった」。13年ドラフト1位で、強打の内野手として東海大甲府から入団。今季はこれが1軍初打席だった。4回には同じく途中出場の2年目の20歳・清水が左前へプロ初安打。ドラフト1位ルーキー上原、2年目の石川直がともにプロ初登板を1イニング無失点に封じ、勝利に貢献した。

 歓喜のパ・リーグ制覇から初めて札幌ドームに凱旋。優勝後、栗山監督のもとに、北海道安平町の社台スタリオンステーションの徳武英介氏から「リーグ優勝おめでとうございます。ディープインパクト、オルフェーヴルも喜んでおります」とメールが届いた。今年1月、同ステーションを訪問し、G17勝のディープインパクトをはじめ歴代の名馬たちと触れ合った。徳武氏から贈られたディープのたてがみを監督室に飾っている指揮官は「この(ソフトバンクとの)差を抜けるにはディープしかいないと思っていた。オフにまた合いに行きたい」と言った。09年には梨田元監督(現楽天監督)も同様にディープのたてがみを監督室に飾り優勝。縁起物がまたも効果を発揮した。

 今季最多の貯金34で、シーズン87勝は球団史上最多。10勝&打率3割、22本塁打と二刀流でフル回転の大谷も「(武田)勝さんも(セレモニーで)言っていたように日本一になれるように頑張りたい」と言った。目指すは06年以来10年ぶりの日本一。全員で忘れ物を取りに行く。(柳原 直之)
【試合結果】

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