阪神、7連勝締め!岩貞が自身初の2桁10勝 福原引退試合に花

[ 2016年10月1日 16:53 ]

セ・リーグ ( 2016年10月1日    甲子園 )

<神・巨>力投する阪神先発の岩貞

 阪神が今季最終戦で巨人に投打で圧倒。金本監督1年目、リーグ制覇とCS出場はならなかったが7連勝で今季を締め、指揮官が掲げた「超変革」の集大成を見せた。

 序盤から打線がつながった。1回2死二、三塁からゴメスの中前打で2点を先制すると、2回には板山、俊輔の連続安打などで1死二、三塁とし、北條の中犠飛で1点を追加。7回は上本の中越え適時二塁打で2点、8回にも福留の中犠飛で加点しリードを広げた。

 先発・岩貞が7回6安打無失点と好投、自身初の2桁となる10勝目を挙げた。1、2回と連続安打を許してピンチを迎えたものの後続を打ち取り無失点で切り抜けると、3回以降は巨人打線を寄せ付けなかった。今季限りで引退する福原が8回から登板し、直球勝負で立岡を左飛に打ち取った。目を真っ赤にしながら慣れ親しんだマウンドをならすと、3番手・安藤に託し、縦じまのユニホームに別れを告げた。

 巨人は先発の大竹が4回6安打3失点。序盤に失点を重ね、チームに流れを呼び込めなかった。チームは3連敗として、8日から始まる3位・DeNAとの「クライマックスシリーズ ファーストステージ」に臨む。

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