西武・秋山 216安打のプロ野球記録「素直にうれしい」

[ 2015年10月1日 20:45 ]

<オ・西>三塁内野安打でシーズン215安打の日本新記録を決めた秋山

パ・リーグ 西武1-4オリックス

(10月1日 京セラD)
 西武の秋山翔吾外野手(27)が1日、今季最終戦となる京セラドームで行われたオリックス戦の6回に三塁内野安打を放ち、シーズン215安打とし、2010年に阪神のマートン外野手が樹立した214安打のプロ野球記録を更新した。三塁への打球は、打ち取られた当たりだったが、激走で内野安打に。新記録達成がアナウンスされると、記念のボードを掲げ、ヘルメットを脱いで一礼して歓声に応えた。さらに、9回には先頭打者で左中間へ三塁打を放ち、216安打目を記録した。

 初回の第1打席は遊ゴロ、3回の第2打席には空振り三振に倒れていた。

 秋山は30日のオリックス戦で初の5安打を記録し、イチロー(マーリンズ)がオリックス時代の1994年にマークしたパ・リーグ記録の210安打も更新、日本記録に並んでいた。

 秋山は横浜創学館から八戸大を経て10年のドラフト3位で西武入団。1年目の11年には110試合に出場し66安打、12年には107試合で118安打、13年には全144試合に出場し152安打、昨年は131試合で123安打を記録。5年目の今年は全143試合に出場。6月3日から7月14日までは歴代3位となる31試合連続安打も記録すつなど安打を積み重ねた。

 ▼西武・秋山翔吾外野手の話 記録に関しては素直にうれしい。チームが勝つことを考えていた。ヒットを打つことへのプレッシャーは無く、塁に出られればと思っていた。

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