上林、プロ初猛打賞!ソフトB今季初の4連敗もCSへ光

[ 2015年10月1日 05:30 ]

<ソ・楽>7回2死二塁、右越えに2ランを放つ上林

パ・リーグ ソフトバンク2-3楽天

(9月30日 ヤフオクD)
 1点差の7回2死二塁だった。すでに2安打を放っていたソフトバンク・上林は、楽天・釜田の141キロカットボールを右翼席へ運んだ。一時は逆転となる2号2ラン。チームは今季初の4連敗を喫したが、プロ初の猛打賞と気を吐いた。

 「多少(気持ちの)余裕はありました。直球とカットボールの半々が頭にあって、読み通りの球種が得意なコースに来て、うまく打てました」

 プロ初の1番起用にも臆することはない。初回こそ、遊直で天を仰いだが、3回2死から左前へぽとり落ちる幸運な二塁打を放つと、5回2死一塁でも右翼線二塁打。ウエスタン・リーグでは打率・334、103安打、16盗塁で「3冠」と一気に羽ばたいた背番号51は、平成唯一の3冠王・松中が去ることになったチームの世代交代の扉を力強く、開けてみせた。

 8月25日のロッテ戦(ヤフオクドーム)でプロ初本塁打を満塁本塁打という離れ業を演じたが、9月6日には2軍降格させた工藤監督の目も今回は本気だ。CSファイナルSで起用したくなったかとの問いに「きのう、きょうとそう思える内容。ホームランがでるのも勝負強さが出ている」と合格点。3日はファーム日本選手権(宮崎)に出場させるが、4日の楽天戦(コボスタ宮城)に合流させることも内定した。

 チームはその後、逆転負けで今季初の4連敗。4カード連続負け越しと、どん底にいる。ただ、その中で新たな希望が芽吹いた。「リーグ優勝の時は、輪に入れなかった。日本一の時にはその中に入りたいですね」。20歳の言葉は新たな時代の幕開けを予感させた。(福浦 健太郎)

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