由規、来季は育成枠…「勝負の年」の今季も右肩回復は一進一退

[ 2015年10月1日 07:45 ]

来季は育成契約となるヤクルト・由規

 ヤクルトが由規投手(25)について、来季は育成契約とする方針を固めたことが30日、分かった。13年4月に右肩を手術。「1軍のマウンドに戻りたい。勝負の年」と位置付けた今年、4年ぶりの1軍登板を目指していた。

 だが右肩の回復状態が思わしくなく実戦マウンドから遠ざかることもあり、一進一退を繰り返した。CS全日程終了後にも自由契約とし、育成選手として再契約するとみられる。完全復活へ、来季は焦らずじっくりリハビリに取り組んでいくことになりそうだ。

 なお、ヤクルトは第1次戦力外通告は2日に行う予定となっている。

 ◆由規(佐藤由規=さとう・よしのり)1989年(平元)12月5日、宮城県仙台市生まれの25歳。仙台育英では2年夏、3年の春夏に甲子園出場。3年夏の智弁学園戦で甲子園最速の155キロをマークした。07年高校生ドラフト1巡目でヤクルト入団。10年には161キロを計時した。1メートル79、80キロ。右投げ左打ち。

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2015年10月1日のニュース