コボスタ宮城30億円大改修 内外野天然芝、世界に誇れるBPに

[ 2015年10月1日 10:50 ]

コボスタ宮城が来季、世界に誇れるボールパークへと生まれ変わる

 総額30億円の大改修だ!楽天が本拠地で開幕を迎える2016年シーズンに向け、今オフにコボスタ宮城の大規模な改修工事をすることが30日、分かった。最大の目玉はメジャーで主流となっている内外野の天然芝化。その他にも左中間に「公園席」を設置し、観客動員数も3万人を超える見込みだ。11月下旬に着工予定で、ボールパーク化をさらに進める。梨田昌孝氏(62)が監督に就任する来季は球場、首脳陣ともにリニューアルし、2年連続Bクラスから巻き返す。

 目指すはファンが世界に誇れるボールパークだ。ここ数年、バラエティーに富んだシートを設置するなど毎年のようにコボスタ宮城の改修を重ねている楽天は、前日29日に都内で行われた球団取締役会で今オフに大規模な改修工事を行うことを正式承認。球団関係者は「来年はさらに東北のファンの方々が楽しめ、誇りに思えるような球場にしたいです」と話した。

 最大の目玉は内外野の天然芝化だ。球団では12年から美しい景観と選手の足腰への負担も軽減される天然芝への張り替えを本格的に検討。昨年8月には天然芝のサブグラウンド「グリーンフィールド」を設置した。投手練習や野球教室で使用すると同時に寒冷地で天然芝の採用が可能であるかのデータも収集。コストや芝の管理に向けた技術面の問題もクリアされ、天然芝の採用に踏み切った。現在、12球団本拠地で天然芝は阪神の甲子園と広島のマツダスタジアムだけ。パ・リーグでは唯一となる。

 今季は2年連続でBクラスが確定しており、大久保監督は今季限りで退任する。来季は経験が豊富な梨田昌孝氏が監督に就任する。球団も全面支援する方針で球場改修もその一環だ。今季は成績不振と対照的に9月20日のオリックス戦(コボスタ宮城)で主催試合の観客動員数が過去最多だった昨季を上回り146万を超えた。星野仙一副会長(68)も事あるごとに「職員の営業努力には本当に頭が下がる」と感謝している。来季に芝と土のにおいを感じることができる天然芝の球場となれば、さらなる集客が見込め、チームの力になるはずだ。

 今回の改修では天然芝の他にも左中間席の後方にパドレスの本拠地であるペトコ・パークを手本とした広大な敷地の「公園席」を設置する予定。収容人数は3万人以上(現在は最大2万8451人)となる見込みだ。また中堅のスコアボードも全面改修される。総工費約30億円の大改修は、11月下旬にも着工される。

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