帆足 天国の恩人にささげる4勝目「まだまだこれからです」

[ 2013年6月5日 21:05 ]

<D・ソ>ソフトバンク先発の帆足

交流戦 ソフトバンク2―0DeNA

(6月5日 横浜)
 ソフトバンクの帆足が天国の恩人に供養の白星をささげた。

 7回を3安打無失点で、三浦との投げ合いを制し今季4勝目。

 「三浦さんが凄くいい投球をしてた。そんなに点はとれないし粘り強く投げようと思った」と振り返った。

 亡き恩人にささげる力投でもあった。2日に死去した古巣・西武のファームディレクター補佐兼育成担当だった相馬勝也氏(享年50)は新人時代に球を受けてもらった間柄。「人間的に熱いかたで、いいときも悪いときも心のケアをしていただいた」。4日には通夜に参列し、活躍を誓った。

 これで交流戦は3連勝、18イニングで1失点と抜群の安定感を誇る。

 左腕は「打線が点を取ってくれるのでリズムよく投げられている。まだまだこれからです」と亡き恩人のためにも投げ続ける。

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