中日 ルナと2年4億円契約延長 “強奪”防止へ異例の早期合意

[ 2013年6月5日 06:00 ]

中日と2年の契約延長で合意したルナ

 中日は4日、今季から加入したエクトル・ルナ内野手(33)と2年の契約延長で合意したと発表した。年俸200万ドル(約2億円)プラス出来高払いで、2016年シーズンは球団が選択権を持つ。今季の年俸は35万ドル(約3500万円)だった。

 同選手はここまで55試合に出場し、リーグ首位の打率・390、6本塁打、35打点の成績を残している。シーズン序盤での異例の契約延長に、井手峻球団代表は「(この時期の契約は)記憶にない。走攻守に素晴らしい選手で、こんな選手はそうはいない。早く合意に達すればいいと思った」と説明。昨オフにブランコ、ソト、ソーサの3外国人を一挙にDeNAに「強奪」されているだけに、超優良助っ人をいち早く確保した形となった。年俸が約6倍にアップしたルナは「自分にとってもこれだけの大型契約は初めて。とても光栄です」と球団を通じてコメントした。

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2013年6月5日のニュース