大谷 外野手ファン投票“圏内”陽に5票差 巨人戦先発出場へ

[ 2013年6月5日 06:00 ]

中田(左)とともに羽田空港に到着した日本ハムの大谷

 東京ドームで球宴アピールだ!日本ハムの二刀流ルーキー・大谷翔平投手(18)が5日の巨人戦に野手としては4試合ぶりに先発出場する。4日に発表されたオールスターゲーム2013のファン投票中間発表では、パ・リーグ外野手部門で前日の4位(先発投手部門は8位)と変わらなかったが、3位の日本ハム・陽岱鋼(ヨウ・ダイカン)外野手(26)にわずか5票差に肉薄した。満員の観衆、そして相手は昨季の日本一チーム。「野手」として実力を見せつけるには絶好の舞台となる。

 大谷のファン投票での球宴出場が現実味を帯びてきた。当選圏内の3位・陽岱鋼とは前日の時点で409票差だったが、この日の発表ではパ・リーグ全体6位の2万2048票を集めて5票差にまで肉薄。18歳は「多くなるほどうれしいし、ありがたいと思います。でも、まずはあしたの試合とか次の打席に集中したい」と謙虚だが、周囲の二刀流ルーキーへの期待は高まるばかりだ。

 しかも5日からは東京ドームでの巨人戦。規定打席には到達していないものの打率・348と好成績を残している大谷がバットで活躍すれば、一気に「外野手」票が伸びる可能性が高い。

 札幌ドームで行われた5月19、20日の同戦は、相手先発が左腕だったために2試合とも欠場した。公式戦では初対決。巨人の試合は小さい頃からテレビ中継を見ていたという。大谷は「凄く楽しみ。凄い選手が多いので見て学ぶこともあると思う。阿部さんもそうだし、沢村さんも打席で感じることがあると思うのでそれを生かしたい」と、5月29日広島戦(マツダ)以来の先発出場に気持ちを高ぶらせた。

 5日は試合前にブルペン入りするが、新千歳空港で取材に応じた栗山監督は「基本的にはスタメンでいくつもり。球数を減らしてね」と明言した。体への負担や右翼からの返球に影響が出ることを考慮し、これまでブルペンに入った日は原則、欠場か代打。先発出場したのは、イースタン・リーグでの登板2日前だった4月9日楽天戦(東京ドーム)だけで、この時は当初から軽めの予定で34球しか投げていない。

 野手への影響を想定しながら、通常100球近く投げるブルペン投球数を減らすのは初めてとなる。大谷は17日以降に組み込まれる未消化分の広島戦(マツダ)で「5番・投手」を目指しており、本格二刀流への予行演習ともいえる。

 指揮官が「栄養剤」と話す王者との一戦。大谷にとっては球宴へのアピールとともに、今後への試金石にもなりそうだ。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2013年6月5日のニュース