背番号3と55に万雷の拍手 松井氏「またお会いできることを楽しみに」

[ 2013年5月5日 14:32 ]

始球式で打席に入り、バットを握る長嶋茂雄巨人終身名誉監督

 巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(77)と巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(38)への国民栄誉賞の授与式が5日、東京ドームで巨人―広島戦の試合前に行われ、セレモニーの最後は始球式で締められた


 「バッター長嶋、背番号3」と場内アンウンスが流れると、万雷の拍手とともに巨人軍のユニフォーム姿の長嶋氏が登場。続けて「ピッチャー松井 背番号55」とまるで現役選手を思わせるユニホーム姿を披露。「まだ行けそうだ」とつぶやくファンの声も。続いて「キャッチャー原辰徳 背番号88」。「審判 総理大臣安倍晋三 背番号96」。

 2人のために用意された1度だけの黄金カルテット。マウンドに立った松井は振り返り、大歓声に大きくお辞儀をした後、片手スウィングの長嶋氏に山なりの球を放ると、長嶋氏はフルスィングで応えた。あわやと補球した原捕手が踊り慌てるようなしぐさを見せたのは、緊張のためか球が滑ったかのように投げた松井のせいだったのかもしれない。

 滞りなく大仕事が終えた後もグラウンドに最後まで残ったのは2人だった。二度とこのグラウンドに上がれれないかもしれないと思っていた2人。名残惜しそうにグラウンドから降りていく背中には「3」と「55」。これからも先輩の背中を追い続けるであろう松井氏は、引退セレモニーの最後にこう言った。

 「またいつかみなさまにお会いできることを楽しみにしています」。その日を待っている野球ファンは決して少なくない。

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