リトル松井 東北から祝福打「秀喜さんはめちゃくちゃ大きな存在」

[ 2013年5月5日 06:00 ]

<楽・オ>5回1死一、二塁から楽天・松井が逆光の中、均衡を破る右中間2点タイムリー

パ・リーグ 楽天4-1オリックス

(5月4日 Kスタ宮城)
 楽天・松井のバットが天敵から2度も快音を響かせた。08年から11連勝を許している金子から3安打4打点。世間は大型連休中で観衆は1万8456人。お立ち台では大歓声を浴びて「絶対に勝つという気持ちで打席に入った」と笑顔を振りまいた。

 5回に先制の2点二塁打を放ち、7回は148キロの高めの直球をフルスイングして右翼席にダメ押しの3号2ラン。「金子君は、どの球も一級品なので直球には負けないようにと思っていた」と胸を張った。チームは開幕から波に乗れずに下位に低迷中。頼れる主将がチームの全4打点を叩き出し、天敵右腕に実に5年ぶりの土をつけた。

 かつて米国で「リトル松井」と呼ばれた男にとっても、5日は感慨深い日だ。松井秀喜氏がヤンキースに所属していた同時期の04~06年途中まで同じニューヨークに本拠を置くメッツでプレー。交流戦の「サブウエー・シリーズ」で対戦することもあった。当時を懐かしみ「秀喜さんはめちゃくちゃ大きな存在。米国では食事に誘ってもらったり、気に掛けてもらったりした」と感謝の念を持ち続けている。

 今年10月で38歳。1歳年上の「ゴジラ松井」は昨年ユニホームを脱いだが、「リトル松井」は今年3月のWBCでも念願の日本代表入りを果たすなど、まだまだ元気だ。発展途上のチームにおいて、リードオフマンとしてチームの先頭を走り続ける。

 ▼楽天・田代打撃コーチ(3安打4打点の松井について)稼頭央さまさま。あいつが打線を引っ張ってもらわないとね。

 ≪通算158度目≫松井(楽)の1試合3安打以上は通算158度目。猛打賞のプロ野球記録は張本(ロ)の251度だが、落合(日=157度)を抜き山本浩(広)に並ぶ歴代14位タイに浮上した。5回の右中間二塁打は決勝打となり、チームの連敗は2でストップ。連敗脱出試合の勝利打点は、西武時代の03年4月18日の日本ハム戦で2連敗を止めて以来で、楽天移籍後初。

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