同時受賞の長嶋氏と松井氏 会見で“絆の固さ”にじませる

[ 2013年5月5日 21:24 ]

国民栄誉賞の授与式を終え、記者会見する長嶋茂雄氏(左)と松井秀喜氏

 長嶋茂雄氏(77)と松井秀喜氏(38)は5日、国民栄誉賞の授与式後に東京都内のホテルで記者会見に臨んだ。そのやりとりに師弟の絆の固さがうかがわれ、2人同時受賞に彩りを添えた。

 巨人―広島の始球式で、松井氏が投手、長嶋氏が打者を務めた。右半身にまひが残る長嶋氏は左手一本でスイングし内角高めの球を空振りし、会見で「打ってやるぞという気持ちはあったけど、顔のあたりにきた。いい球だったら打っていた」とおどけた。

 松井氏は「すみません」と謝った上で「入団以来インハイ(内角高め)の練習をさせられたので、そこへ投げた」と冗談で返した。軽妙な受け答えに、猛練習で培われた信頼感がにじんだ。

 現役引退した松井氏は、これから第二の人生を歩む。「監督の背中を追い続けたい」と言った教え子に対し、師は「松井君の場合は野球一筋。これからも野球道に集中してほしい」と激励の言葉を贈った。

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