松坂 開幕メジャーならず…マイナーでのプレー選択か

[ 2013年3月19日 03:16 ]

開幕メジャーが消滅したインディアンスの松坂

 インディアンスは18日(日本時間19日)、マイナー契約を結び、招待選手としてメジャーキャンプに参加していた松坂大輔投手(32)に対し、開幕メジャーの25人枠から漏れた旨を通達した。

 テリー・フランコナ監督とアントネッティGMが松坂と会談し伝えたもの。松坂は今後、イ軍のマイナーでプレーを続けるか、マイナー行きを拒否してオプトアウト(契約破棄)できる2つの選択肢が与えられるが、アントネッティGMは「これから代理人と彼の状態などについて、話し合わなければならないが、インディアンス残留の意志があるように見える」と語っている。

 松坂は開幕メジャーを目指し、今キャンプでマイナーの練習試合を含め5試合に登板し、11回を投げ防御率2・45。安定した成績は残してきたが、11日のエンゼルス戦では右ふくらはぎのけいれんで1回で緊急降板。調整遅れが懸念されていた。加えて、松坂と先発5番手の座を争っていた左腕カズミアが17日のレンジャーズ傘下1A戦で好投し、ローテーション入りを確実にしており、無念の開幕メジャー消滅となった。

 松坂がマイナー行きを受諾した場合は、3Aコロンバスでのプレーが有力。10万ドル(約950万円)のボーナスが支給され、6月1日にオプトアウト(契約破棄)できる機会が再度与えられる。

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2013年3月19日のニュース