ドラ1候補「九州のダル」武田 すでに“プロ仕様”の体で運命の日待つ

[ 2011年10月22日 12:16 ]

 中2で立てた野球人生の設計を着実に実現させてきた。宮崎日大・武田翔太投手は、高1でエース、高2で最速150キロ到達。だが高3の欄に「甲子園」の3文字はない。代わり「プロに行く」。その目標は目の前にある。

 1メートル87の長身から投げ下ろす最速151キロの速球に、縦横スライダーと3種類のカーブ、カットボール、シュートにチェンジアップ。「九州のダルビッシュ」の異名通り、強気に剛速球で押すだけでなく、変化球で巧みにかわす柔軟な投球術まで「本家」を思わせる。

 甲子園出場はないが、間違いなく今ドラフトの主役の一人。既に1位指名を決めているソフトバンクの永山勝スカウト部長は「今年の高校生の中ではNo・1の素材。上背があって、そこから投げ下ろす角度のある直球が魅力的」と評価する。

 夏の宮崎大会8強で敗退後、75キロまで落ちていた体重を10キロ増やした。「体重が1キロ減るとスピードも1キロ減る。自分なりに“プロ仕様”の体にしてきた」。プロ入り後の体のケアを考え、整体の勉強も独学で始めた。将来はメジャー挑戦も視野に入れる大器は「高校でやれるだけのことはやった。あとは天に任せる」。自分を信じて天命を待つ。

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