巨人 セギノールを駐米スカウトとして招へいへ

[ 2011年10月22日 06:00 ]

巨人が駐米スカウトとして白羽の矢を立てたセギノール氏

 巨人が、日本ハム、楽天などで活躍したフェルナンド・セギノール氏(36)を駐米スカウトとして招へいに動いていることが21日、分かった。同氏は今季、米独立リーグのアトランティック・リーグ所属のランカスター・バロンストーマーズと契約。89試合に出場し、現在はFAとなっている。

 現在の巨人の駐米スカウトには、現役時代に広島、ロッテにも在籍したネイサン・ミンチー氏(42)と、球団OBでメッツでのプレー経験もある柏田貴史氏(40)がいる。ともに投手出身ということで、よりバランスの良いスカウト陣を形成するため、球団では野手出身の適任者を探していた。そこで白羽の矢が立ったのが、セギノール氏だった。

 同氏は13年に及んだ現役生活の半分以上となる8年間を日本でプレー。日本ハム時代の04年には44本塁打を放ち、ダイエー(現ソフトバンク)の松中とともに本塁打王を獲得。同年と06年にはベストナインにも選出された。日本球界を熟知し、結果を残した同氏ならば、日本野球に適した選手の発掘が期待できる。

 リーグ3位でクライマックスシリーズ出場権を得た巨人だが、三塁のレギュラーとして期待された新外国人のライアルは33試合の出場にとどまり、打率・198、0本塁打、4打点。今月1日に契約を解除した。7月に途中加入したフィールズも2本塁打を放ったが、定位置獲得には至らなかった。9月には渡辺恒雄球団会長(85)が「原(監督)に言わせりゃ、おそらく“スカウトは何してんだ。こんなダメ外国人ばかり連れてきて”と言うんじゃないか」と嘆いていた。

 セギノール氏に近い関係者によれば、同氏はすでに今季限りでの現役引退を決めているという。今後は日米両球界で培った知識と人脈を生かしてのスカウティングで、巨人のV奪回を手助けしていくことになる。

 ◆フェルナンド・セギノール(FERNANDO・SEGUIGNOL)1975年1月19日、パナマ出身の36歳。エクスポズ、ヤンキースを経て02年にオリックス入り。04年に日本ハムで日本球界復帰を果たすと、44本塁打を放ち本塁打王。同年、06年とベストナインに輝くなど主砲として活躍し、06、07年のリーグ連覇に貢献した。その後、08、09年は楽天、10年はオリックスでプレーし、左右両打席本塁打9度のプロ野球記録を樹立。今季は米独立リーグでプレーした。

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