横浜売却 モバゲーのDeNAと来週中に正式合意へ

[ 2011年10月22日 06:00 ]

 横浜ベイスターズを保有するTBSホールディングス(TBSHD)が球団売却について、携帯電話向けソーシャルゲームサイト「Mobage(モバゲー)」を運営するディー・エヌ・エー(DeNA)と来週中に正式合意することが21日、分かった。本拠地は横浜に残す方向で、最終的に両社が取締役会を開いた後で正式発表される。

 DeNAは1999年に設立し、2007年に東証1部上場。携帯電話向けのゲームサイトの大手で、10年度の売上高は1127億円で前年比2倍以上の急成長を遂げている。同社広報部では19日に「交渉中であることは事実」と話し、翌20日には春田真会長が長期保有の意向を強調していた。売却額は、日本野球機構(NPB)へ納入する預かり保証金など30億円を含め、約100億円前後とみられる。

 TBSHDは02年、水産大手のマルハ(現マルハニチロホールディングス)から140億円で球団を取得。しかし、近年は年間約30億円といわれる深刻な赤字を抱え、昨オフは住宅設備大手の住生活グループと売却交渉を行ったが、不調に終わっていた。野球協約では球団譲渡は原則として、新球団が参加する前年の11月30日までに12球団による実行委員会とオーナー会議の承認がなければ成立しない。オーナー会議での議決には出席者の4分の3以上の同意が必要となる。

 ☆ディー・エヌ・エー(DeNA) 1999年設立。インターネットのオークションから事業を拡大し、2006年に携帯電話向けソーシャルゲームサイト「モバゲータウン(現在はMobage=モバゲー)」を開設。07年に東証1部に上場した。本社は東京都渋谷区。モバゲーの会員数は3000万人に迫り、10年度は売上高1127億円、営業利益は560億円で、ともに前年度比2倍以上の急成長を遂げている。春田真取締役会長、守安功代表取締役社長。

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