涙なし…木内監督 笑顔のラスト「俺の時代が終わった」

[ 2011年7月27日 16:31 ]

試合後、記者の質問に答える常総学院の木内幸男監督

第93回全国高校野球選手権・茨城大会準決勝 常総学院0―2藤代

(7月27日 水戸市民)
 甲子園大会で春夏計3度優勝の木内幸男監督が率いる常総学院が準決勝で敗れた。今夏を最後に退任が決まっていた80歳の名将は最後の指揮を終えて「俺の時代が終わった。やっと解放された」と時に笑顔すら見せた。

 「木内マジック」と呼ばれる巧みな采配が持ち味だが、この日は再三の好機にも得意のスクイズを全く使わず、強攻しては後続が凡退した。鋭い当たりが何度も野手の正面を突くなど運もなく「打って勝つチームづくりだったからね」と話した。

 2003年夏の全国制覇後に退任したが、07年に復帰。その後、甲子園では1勝もできなかった。「暑いから甲子園には行きたくねえんだけど、子どもたちを連れて行きたかったな。復帰は百パーセント、いや百五十パーセントない」。涙は一切なく、豪快に笑った。

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