原発20キロ圏内 小高工は決勝前に涙…9回に逆転許す

[ 2011年7月27日 11:19 ]

準決勝で敗退し、片山龍監督(右端)の話を涙を流しながら聞く鶴島啓太主将(左端)ら小高工ナイン

第93回全国高校野球選手権・福島大会準決勝 小高工3―4須賀川

(7月27日 開成山)
 東京電力福島第1原発から半径20キロの警戒区域内にある小高工が須賀川に3―4で逆転負けし、決勝進出を逃した。小高工は3―2で迎えた9回に2点を奪われた。

 昨夏のこの大会でベスト4に入った小高工は、原発から半径30キロ圏外の学校施設を間借りする「サテライト方式」を余儀なくされた5チームで唯一勝ち残っていた。3年生の選手14人は5カ所あるサテライトのうち全員が同じ学校を選択。春夏通じて初の甲子園大会出場を目指し、4月末に練習を再開して大会に臨んだ。鶴島主将は「毎試合楽しかった。どん底からはい上がってベスト4に来られたことを誇りに思う」と目をはらした。

 須賀川は28日の決勝で5年連続の代表を狙う聖光学院と顔を合わせる。

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