王将戦挑戦者決定リーグ 永瀬拓矢王座―羽生善治九段戦が始まる

[ 2022年10月31日 10:40 ]

 将棋の第72期ALSOK杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)挑戦者決定リーグは31日、東京都渋谷区の将棋会館で、永瀬拓矢王座(30)―羽生善治九段(52)戦が午前10時に始まった。

 藤井聡太王将(20)=竜王、王位、叡王、棋聖含む5冠=への挑戦権を争う今リーグは羽生が開幕以来、無傷の4連勝と首位を快走中。永瀬は2勝1敗で、豊島将之九段(32)とともに2番手につけている。羽生が勝って永瀬が2敗となり、11月11日に豊島が服部慎一郎五段(23)に敗れると、22日の最終一斉対局を前に羽生の7期ぶりの挑戦が決まる。永瀬勝利の場合は1敗が3人の大混戦となる。

 永瀬の先手で始まった大一番は角替わり腰掛け銀の戦型で進行中。持ち時間はチェスクロック方式の各4時間で、終局は夕刻以降の見込みだ。

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2022年10月31日のニュース