巨人・原監督が通算1237勝目!別当薫に並ぶ歴代9位 今季最多17安打でヤクルトに打ち勝つ

[ 2023年5月16日 21:58 ]

セ・リーグ   巨人9―8ヤクルト ( 2023年5月16日    静岡 )

<ヤ・巨>7回、秋広は勝ち越し2点適時二塁打を放ちガッツポーズ (撮影・西川祐介)
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 巨人は猛打賞4人を含む今季最多17安打を放ってヤクルトとの乱打戦に打ち勝ち、連敗を阻止。東京ドームでの前回対戦からヤクルト戦3連勝をマークした。原辰徳監督(64)は監督通算17年目で1237勝目。別当薫の歴代9位記録に並んだ。歴代1位は鶴岡一人の1773勝。

 壮絶な打ち合いを制した。初回に岡本和と秋広の適時打で2点先取。3回には岡本和の5試合ぶりとなる6号ソロとブリンソンの犠飛で2点を加えて4―0とした。

 だが、リーグ最多タイの5勝目を目指した先発右腕・戸郷が4―1で迎えた5回、代打・川端に1号3ランを浴びて4―4の同点。直後の6回、丸の適時打で5―4と勝ち越したが、その裏、戸郷が招いた2死二塁のピンチに2番手右腕・鍵谷がオスナに同点打を許して5―5と再び振り出しに戻った。

 直後の7回、秋広、吉川と2本の2点適時二塁打が出て9―5とこの試合2度目の4点リードを奪った。しかし、その裏、3番手右腕・平内が連打で無死一、二塁のピンチを招くと、4番手右腕・田中豊が塩見に2号3ランを浴びて9―8と1点差。嫌なムードが漂った。だが、5番手左腕・高梨が村上、サンタナを連続三振に打ち取ってピシャリ。失点の多い“魔の8回”を三上が無失点で切り抜けると、最後は2試合連続リリーフ失敗中だった守護神・大勢で逃げ切った。

 ▼秋広 みなさんがつないでくれたチャンスだったので何とかランナーを還したいと思っていました。外野を越えてくれて良かったです。

【通算1000勝以上の監督】
1位 鶴岡 一人 1773勝
2位 三原 脩 1687勝
3位 藤本 定義 1657勝
4位 水原 茂 1586勝
5位 野村 克也 1565勝
6位 西本 幸雄 1384勝
7位 上田 利治 1322勝
8位 王 貞治 1315勝
9位 別当 薫 1237勝
9位 原 辰徳 1237勝
11位 星野 仙一 1181勝
12位 川上 哲治 1066勝
13位 長嶋 茂雄 1034勝

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