金光大阪がサヨナラ勝ちで決勝進出 最速138キロ左腕・キャリーが奮闘 春初の近畿大会へ

[ 2023年5月16日 17:48 ]

高校野球大阪府春季大会準決勝   金光大阪―大商大堺 ( 2023年5月16日    南港 )

<金光大阪・大商大堺>延長11回にサヨナラ生還を果たしてガッツポーズする金光大阪・キャリーパトリック波也斗(撮影・河合 洋介)
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 金光大阪がタイブレークの延長11回にサヨナラ勝ちして決勝に進んだ。春季大会では同校初となる近畿大会(27日から4日間、(大阪シティ信用金庫スタジアム)の出場権を得た。

 背番号1の最速138キロ左腕・キャリーパトリック波也斗(3年)が投打二刀流で決勝に導いた。

 「2年生がいい投球をしてくれていたので、自分も攻撃につながるような投球をすることしか考えていなかった。今から決勝に向けた時間は始まっていると思うので、しっかりと次につなげたいです」

 「3番・中堅」で先発。同点の7回2死満塁から救援登板し、三ゴロに仕留めて切り抜けると、タイブレークに突入した延長10回まで無失点に抑えた。

 同点の延長11回には適時打と犠飛で2失点。直後の攻撃では2死満塁で打席が回ると、左翼線へ同点の2点三塁打を放ち、直後の相手の適時失策でサヨナラの生還を果たした。

 横井一裕監督は「キャリーが冷静だった。近畿大会は不安の方が大きいが、彼らが頑張って得た権利。近畿大会に向けた緊張感の中で練習できることはメリットだと思います」と先を見据えた。

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