DeNA・三浦監督 バウアーの再調整については触れず「今後の対策を考えないといけない」

[ 2023年5月16日 21:38 ]

セ・リーグ   DeNA5-7広島 ( 2023年5月16日    横浜 )

<D・広7>2回を投げ終え7失点のバウアーは三浦監督(手前)の横を通ってベンチ裏に下がる(撮影・尾崎 有希)
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 今季ワーストを更新する6連敗にDeNA・三浦大輔監督(49)も厳しい表情だった。先発・バウアーがまさかの大炎上を喫し、2回8安打7失点。最終的に2点差まで迫ったが、序盤の大量失点はリーグ最高打率を誇る打線をもってしてもあまりにも重すぎた。「誰一人、諦めずにくらいついていきましたけど…」とかすれ気味の声で絞り出した。

 大誤算はやはりバウアーだ。初回に4連続長打を浴びるなど4失点。直球の最速は157キロを計測したが、直球、変化球とも制球力を欠き、ことごとく痛打された。大量失点の原因について「うーん、しっかり捉えられていましたからね。何かあるんでしょう。スピードだけじゃないものがあると思うんで、ちょっと考えないといけないですね」と語るにとどめた指揮官。

 右腕は5月9日から2試合連続7失点と調子が上がらないが「これから今後の対策を考えないといけないと思います」と2軍調整などの選択肢には触れなかった。

 9日のバウアーから始まった連敗は、バウアーで止めることができず、6にまで伸びた。だが2番手の上茶谷以降の投手は安定してスコアボードに「0」を並べ、打線は粘り強さを見せただけに、収穫はあった。「つないで、つないで来てましたけど、いかんせん7点というのは大きかったですね」としながらも「5点取ることはできましたのでね。つなげていくしかないですね」と前を向いた。

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