ヤクルト・塩見が4点を追う7回に逆襲の2号3ラン!5回には3点差を追いつく川端の代打1号3ラン

[ 2023年5月16日 21:20 ]

セ・リーグ   ヤクルト―巨人 ( 2023年5月16日    静岡 )

<ヤ・巨>5回、川端の同点本塁打に喜ぶ高津監督(左)とバンザイする笑顔の村上(撮影・西川 祐介)
Photo By スポニチ

 ヤクルトの塩見泰隆外野手(29)が16日、巨人戦(静岡)の7回に逆襲の2号3ランを放った。

 諦めない。5―9と4点を追う7回だった。この回先頭だった梅野の代打・浜田が、3番手・平内から左前打を放ち出塁すると、続く内山は中前打で続く。巨人ベンチが動き4番手・田中豊がマウンドに上がる。打席には1番・塩見。5球目のフォークだった。塩見がすくいあげると打球は悲鳴と歓声が交錯する左翼席に飛び込んだ。

 1点差に詰めよる2号3ランに塩見は雄叫びを上げダイヤモンドを1周。おなじみの“フェラーリポーズ”でベンチのボルテージは最高潮に達した。

 1―4の5回には代打の神様・川端の右翼ポール際に吸い込まれる今季1号3ランで一時は同点に。川端の本塁打は2021年6月20日の中日戦(神宮)以来2年ぶりとなった。その後、この日に特例2023で登録された石山が4点を失い苦しい展開が続いていたが、塩見の一発で再び試合の行方は分からなくなった。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2023年5月16日のニュース