阪神・岩崎が大切にする「継続」と「積み重ね」　2日の甲子園始球式で再確認

2日の阪神―中日戦の始球式を務めた河野万里奈
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　【記者フリートーク】阪神・岩崎は「継続」し「積み重ねる」ことでここまできた。中学生の時に欠かさなかった7キロのランニング、いまでは甲子園の観客席階段を上るトレーニングがそうだ。「どんな小さなことでもいいから、とにかく毎日、続けることが何かを生み出すと思います」。野球少年少女、そして38歳の記者にもそう力説する。

　2日の甲子園の始球式には自身の登場曲「アイキャントライ」を歌う河野万里奈が登板した。彼女にとって長年、夢に掲げてきた聖地での晴れ舞台。渾身（こんしん）のノーバウンドストライク投球を目にして感情をあらわにしない左腕が珍しく驚嘆していた。「あれは凄いでしょ。ずっと夢だと言っていて、やっぱり積み重ねてきたものがあるんでしょうね」。大事な信念を再確認し、表情を緩めた。（阪神担当・遠藤　礼）