巨人・戸郷が川端に代打同点3ラン被弾 4点リード守れず6回途中5失点降板 リーグ最多タイ5勝目逃す

[ 2023年5月16日 20:41 ]

セ・リーグ   巨人―ヤクルト ( 2023年5月16日    静岡 )

<ヤ・巨>6回途中、原監督(右)から降板を告げられる戸郷 (撮影・西川祐介)
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 巨人の戸郷翔征投手(23)がヤクルト戦(静岡)に先発登板。序盤の最大4点リードを守れず、6回途中5安打5失点で降板した。5―5での降板のため、勝敗は付かない。

 リーグ2連覇中のヤクルトと今季初対決となった2日(東京D)は6回途中8安打4失点で降板し、3勝目を挙げた4月26日の阪神戦(甲子園)後に原辰徳監督(64)から「うちのエース」と公言されてから初めて上がったマウンドで白星ならず。だが、9日のDeNA戦(新潟)ではバウアーから7点もぎ取った味方打線の強力援護も受けて143球の熱投を見せ、今季のチーム完投一番乗りとなる9回6安打2失点(自責1)で4勝目をマークした。

 そこから中6日で迎えたマウンドは2試合連続地方球場となる静岡・草薙。この日も味方打線が4回で2桁安打を記録するなど援護した。だが、4―1で迎えた5回だった。先頭の5番・サンタナに左中間二塁打を許すと、続くオスナを四球で歩かせて無死一、二塁。長岡を空振り三振に仕留めて1死としたあと、代打・川端に1ストライクから投じた2球目、内角高め直球を右翼ポール際に1号3ランとされて4―4の同点とされた。

 味方打線は直後の6回に丸の適時打で1点取って5―4と勝ち越し。だが、その裏、先頭の山田に左翼線二塁打され、無死二塁のピンチ。村上、サンタナを連続三振に打ち取ったところで原監督が投手交代を告げ、戸郷は降板となった。しかし、2番手右腕・鍵谷が最初に打席へ迎えたオスナに中前適時打を許して5―5の同点。試合は再び振り出しに戻った。

 戸郷の投球内容は5回2/3で打者23人に対して104球を投げ、5安打5失点。5三振を奪い、与えた四球は3つ、直球の最速は145キロだった。

 ▼戸郷 最後は投げ切れず悔しいです。次の登板は頑張ります。

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