阪神・湯浅　来週にも1軍復帰あるぞ　17、19日2軍戦で実戦登板し最終確認　岡田監督も視察へ

阪神・湯浅
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　阪神・湯浅京己投手（23）が早ければ来週にも1軍復帰する可能性が出てきた。右前腕部の張りのため4月16日に登録を外れて以降は2軍で調整中。岡田監督は17日のウエスタン・リーグ、中日戦（ナゴヤ）での実戦復帰を明言し、「（投げるのは）水、金（曜日）ぐらいか。日にち空けてな。（昇格は）来週ちゃうか。来週で十分やもん」と見通しを明かした。

　17日の登板で問題なければ、中1日を空けた同オリックス戦（杉本商事）が最終確認の場になるもよう。連投テストは設けず、23日から始まるヤクルト3連戦（神宮）に合わせて戦列に戻すプランを組んだ。ちょうど1軍も名古屋遠征中の17日は先発で1イニングを投げる予定で、「あさって（ナゴヤ球場に）見に行くよ。湯浅投げるから」と直接視察して回復具合を確かめることも決めた。

　幸いにも一時離脱した4月16日以降も、より一致団結するように投手陣が奮戦。湯浅も焦ることなく慎重に段階を踏んできた。同26日にキャッチボールを再開し、今月11日には鳴尾浜球場のブルペンで打者を立たせて約50球の投球練習に取り組むまで調整を進めた。貯金7の単独首位。戦列復帰を急がず、まずは今週2度の2軍での実戦調整で万全を期す方針が固まった。　（遠藤　礼）