DeNAバウアー 悪夢の2回7失点降板… 来日最短降板で2勝目ならず、防御率は8・40

[ 2023年5月16日 18:59 ]

セ・リーグ   DeNA-広島 ( 2023年5月16日    横浜 )

<D・広>初回、西川(左)に2ランを打たれたバウアー(撮影・尾崎 有希)
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 DeNAのトレバー・バウアー投手(32)が16日の広島戦(横浜)に来日3度目の先発。2回8安打7失点で降板し、来日2勝目はならなかった。自責も7を記録し、防御率は8・40となった。

 立ち上がりに崩れた。先頭の菊池は内角153キロ直球で空振り三振に仕留めたが、次打者・野間には153キロ直球を捉えられ、右越えの二塁打。暴投で走者を三塁に進めると、秋山にはカットボールを右翼線に運ばれ、適時二塁打で先制点を失った。

 4番・マクブルームにもスライダーを打たれ、左翼左への適時二塁打を許すと、続く西川には右翼席中段へ痛恨の2点弾を被弾。来日初めての初回失点は痛すぎる大量失点となった。

 球が高めに浮き、変化球が甘く入る。傾向は2回も修正することはできなかった。先頭の韮沢に左中間二塁打を許し、犠打で走者を三塁に進められた後、二塁手・牧の野選で失点。さらに1死一、二塁から秋山、マクブルームに連続適時打を浴び、傷口を広げた。

 2回の打席で代打を送られ、来日最短の2回を8安打7失点で降板。20年のサイ・ヤング賞右腕の巻き返しが期待される。

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