ヤクルトの名手・山田と塩見が珍し“お見合い” 薄暮の静岡の空にボールを見失う

[ 2023年5月16日 18:58 ]

セ・リーグ   ヤクルト―巨人 ( 2023年5月16日    静岡 )

<ヤ・巨>2回、丸の飛球を見失った二塁・山田(左)と中堅・塩見(撮影・西川 祐介)
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 ヤクルトの名手・山田哲人内野手(30)と塩見泰隆外野手(29)が飛球を見失う珍しい場面があった。

 静岡で行われた一戦。ヤクルトの先発は連勝中の吉村だったが、初回に岡本和と秋広に適時打を許し2点を先に奪われた。

 そして迎えた2回。先頭の門脇に左前打を許すも戸郷にはバントをさせず捕邪飛、1番・吉川も中飛に打ち取り2死一塁とした。続く2番・丸も3球目の低めのカーブをひっかけさせ、打球はフラフラっと高くセンター方向に打ち上がった。バッテリーにしてみれば注文通り。

 二塁手・山田が打球を見上げ、捕球位置についたと思われたが、薄暮の静岡の空にボールを見失い、慌てた中堅手・塩見もボールを見つけられず、2人の間にポトリ。まさかの名手2人による“お見合い”となり2死一、三塁とピンチを招く形となった。

 しかし、次打者の坂本が3球目のスライダーを見逃すと三走・門脇と一走・丸が走り出し、門脇を三本間で挟みタッチアウト。失点を許さなかった。

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